記事のポイント
- 富士山頂の積雪から初めてマイクロプラスチックが見つかる
- 極小サイズのプラスチックは繊維より破片が多い
- 今後は北極や南極のエアロゾルや雪氷も分析する
早稲田大学を中心とする研究グループが、富士山頂の積雪から初めてマイクロプラスチックを検出した。平均で雪1リットル当たり119個。登山者の行かない場所で採取した雪から見つかったため、これらのプラスチックは人為的影響を受けない自由対流圏に吹く風で運ばれてきたものと考えられるという。プラスチック汚染は待ったなしで進行しているようだ。(オルタナ編集委員・栗岡理子)
