LGBT法案が成立、当事者らは落胆も「適正な運用」求める

記事のポイント


  1. 与党案に修正を加えた「LGBT理解増進法案」が16日に成立した
  2. LGBTQ当事者や支援者らは「差別を助長しかねない」として抗議していた
  3. 「適正に運用されるように、声を上げてほしい」と訴えた

与党案に修正を加えた「LGBT理解増進法案」が6月16日、参議院本会議で成立した。公布日から施行する。修正が加えられるたびに後退する法案に対し、LGBTQ当事者や支援者らは「差別を助長しかねない」として、強く抗議していた。企業や自治体、教育機関に対する努力義務規定も盛り込まれたことから、「適正に運用されるように、声を上げてほしい」と訴えた。(オルタナ副編集長=吉田広子)

法案成立後に開かれた記者会見で
法案成立後に開かれた記者会見で
yoshida

吉田 広子(オルタナ副編集長)

大学卒業後、米国オレゴン大学に1年間留学(ジャーナリズム)。日本に帰国後の2007年10月、株式会社オルタナ入社。2011年~副編集長。執筆記事一覧

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キーワード: #ビジネスと人権

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