記事のポイント
- 企業のサーキュラーエコノミー戦略ではパッケージに関するものが目立つ
- しかし化粧品業界では海外製品が9割を占め、国内視点だけでの実現は難しい
- サプライチェーンを含めた産業全体で取り組むことが重要だ
昨年の国連生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)で生物多様性に関する新しい枠組みが採択されてから、グローバルでは様々な動きがあった。日本でもCOP会期中にグローバルの生物多様性への取り組みに1170億円を拠出すると発表し、2023年4月に国家戦略が公開したことは、世界でも話題となった。(日本サステナブル化粧品振興機構代表理事・長井美有紀)
