一般社団法人サステナ経営協会は、9月14~16日の3日間、東京・浜松町で「第1回サステナブル★セレクションEXPO 2023」を開催した。同時開催の「第8回 オーガニックライフスタイルEXPO」と合わせ3日間で17,582名が来場し、展示や買い物を楽しんだ。(オルタナ総研)
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サステナブル★セレクション(サスセレ)とは、株式会社オルタナと一般社団法人サステナ経営協会が、サステナブルな理念と手法で開発された製品・サービスを推薦する仕組みだ。2020年に創設し、これまで一つ星154件、二つ星53件、三つ星20件を選定した。
EXPOでは、2023年7月に一つ星・二つ星に選定した39の製品・サービスを展示紹介した。これに加え、これまでサステナブル★セレクションに選定した13の企業・組織が展示・販売し、来場者に自社のサステナブルな商品・サービスを紹介した。
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併設するカフェコーナーでは、ネスレ日本のネスカフェ(コーヒー)を提供した。飲み物のカップは、アサヒユウアスのエコカップ「森のタンブラー」を使用した。TAMURA(東京・千代田)の活水器「ディレカ」を使用した飲料水も提供し、マイボトルで試飲できるようにした。
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オルタナはEXPO期間中、同会場で2つのセミナーを主催した。
9月14日、「社会課題の解決を起点にしたビジネス創出(SDGsアウトサイド・イン)」ワークショップを開催した。SDGs「アウトサイド・イン」とは社会課題の解決を起点にしたビジネス創出のアプローチを指す。ワークショップには、企業(食品業界、製薬業界、通信業界など)、地方自治体、大学など様々なバックグラウンドを持つ人が参加した。参加者はグループに分かれ、新規ビジネス創出アイデアを考えた。アサヒユウアス株式会社・たのしさユニットリーダーの古原 徹氏は、「森のタンブラー」をはじめとした自社のSDGs「アウトサイド・イン」事例を紹介した。
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9月15日には、第47回SBL(サステナブル・ビジネス・リーグ)プレミアムセミナーを開催し、約40人の企業のサステナ担当者などが参加した。パネリストとして、日立製作所の増田 典生・サステナビリティ推進本部主管、ライオンの小和田 みどり・サステナビリティ推進部長、ロッテの菅井 江巳子・ESG推進部長が登壇し、パネルディスカッションで「社内浸透の壁や乗り越え方」について話し合った。