記事のポイント
- 台風6号の影響で和歌山県や神奈川県など全国で線状降水帯が相次ぐ
- 気象庁は6月2日、東京にも線状降水帯の恐れがあることを発表した
- 発生確率が高い「直前予測」が出たら3時間以内の避難を呼びかける
台風6号の影響で和歌山県や静岡県、神奈川県など全国で線状降水帯が相次ぐ中、東京でも発生する恐れがある。気象庁は6月2日、「半日前予測」として、東京も線状降水帯が発生する恐れがあると発表していた。今後は、気象庁が半日前予測よりも精度が高い「直前予測」を発表した場合、3時間以内の避難が必要だ。(オルタナ輪番編集長=池田真隆)

気象庁では、線状降水帯について、大きく3種類に分けて情報を出している。一つは発生したことを知らせる「発生情報」で、発生の30分前に前倒しで発表することもある。二つ目は、府県単位で発生の半日前程度に予測する「半日前予測」だ。
最後は、半日前予測よりも的中する確率が高い「直前予測」だ。大雨の恐れのある地域を特定し、発生から2~3時間前に発表する。気象庁は直前予測が出たら、3時間以内に避難など適切な対応を取るように呼びかける。
気象庁は6月2日午後11時ごろに半日前予測として、関東甲信地方や東海地方などに線状降水帯が発生する恐れがあると発表していた。
半日前予測では、東京は3日の明け方から昼過ぎにかけて発生の恐れがあるとしていた。東京ではまだ線状降水帯は発生しておらず、13時30分時点では直前予測も出ていない。
気象庁で線状降水帯の情報を扱う担当者はオルタナ編集部の取材に、「レーダーで雨雲の動きを観測しているが、今後、東京でも直前予測を出す可能性はある」と答えた。半日前予測の精度は2割程度だが、直前予測になるとその精度は5割に上がるという。
■警報名称切り替え後、東京で初の線状降水帯か
気象庁は5月29日、気象警報・注意報などについて、「レベル3大雨警報」など新名称で発表する運用に切り替えた。今回、東京で線状降水帯が発生した場合、新名称に切り替えてから初めてとなる。


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