「ブレンディ」でくつろぐ! 東北伝統の器プレゼント 第2弾

「ブレンディ」東北 器の絆プロジェクト
「ブレンディ」でくつろぐ! 東北伝統の器プレゼント 第2弾
~ 復興した窯元の作品を全国の皆様へご紹介 ~

プレスリリース) AGF(味の素ゼネラルフーヅ株式会社、横山敬一社長)では、コーヒーの製造・販売に携わる企業として、コーヒーとつながりの深いコーヒーカップという「器」を通じて、東日本大震災で被災した東北四県(青森県、岩手県、宮城県、福島県)の窯元の復興支援を図る「『ブレンディ』東北 器の絆プロジェクト」を2012年から実施しています。

本年度の第1弾キャンペーンとして、2013年4月1日(月)~6月28日(金)の期間、震災によって設備や販路に影響を受けた、八戸焼(青森県八戸市)、北杜窯(ほくとがま)(岩手県盛岡市)、台ヶ森焼(だいがもりやき)(宮城県仙台市)、流紋焼(りゅうもんやき)(福島県大沼郡)の4つの窯元で制作された伝統的な器と「ブレンディ」インスタントコーヒーをセットでプレゼントする「『ブレンディ』でくつろぐ! 東北伝統の器プレゼント」を実施致しました。

第2弾キャンペーンとしては、本プロジェクトで支援した窯元の復興を記念し、本年度支援した末家焼ひろ窯(宮城県亘理郡)をはじめ、昨年度のプロジェクトで支援した名久井焼(なくいやき)(青森県南部町)、堤焼(つつみやき)(宮城県仙台市)、会津本郷焼(あいづほんごうやき)(福島県会津美里町)のコーヒーカップ&ソーサーと「ブレンディ」インスタントコーヒーのセットを全国の皆様にプレゼントする「『ブレンディ』でくつろぐ! 東北伝統の器プレゼント 第2弾」を、2013年9月2日(月)~11月29日(金)の期間に実施します。

また、11月ごろには本年度支援先である末家焼の新しい窯で焼き上がった「器」で「ブレンディ」と地元の食材を用いたオリジナルスイーツを楽しんで頂くお茶会を実施します。

本プロジェクトでは、売上金の一部を活動資金に割り当て、被災した東北四県の窯元の修復を支援し、また支援活動を通じて東北の伝統的な焼き物文化を全国に紹介することで、東北地方が文化とともに復興していくことを願うとともに、今後も東北と全国の人との「絆」づくりを支援していきます。

「『ブレンディ』東北 器の絆プロジェクト 2013」及び、「『ブレンディ』でくつろぐ! 東北伝統の器プレゼント 第2弾」の概要は、下記の通りになります。

■「ブレンディ」東北 器の絆プロジェクト2013 概要
1.東北四県の窯元の「器」(コーヒーカップ&ソーサー)と「ブレンディ」インスタントコーヒーをセットでプレゼントし、東北の伝統の焼物を全国に紹介するとともにくつろぎのひとときをお届けしました。(4-6月)
2.被災して一部使用出来なくなった宮城県末家焼ひろ窯の窯の修復を支援し、窯の修復後「火入れ式」を実施しました。(8月6日)
3.修復後の末家焼ひろ窯、昨年支援を実施した窯元で焼き上がった「器」と「ブレンディ」インスタントコーヒーをセットで全国の皆様にプレゼントします。(9月2日~11月29日)
4.末家焼ひろ窯の修復が完了した後、制作された「器」で「ブレンディ」と地元の食材を用いたオリジナルスイーツをお楽しみいただき、くつろぎのひとときをお届するイベントとして、地元の方々をお招きしてのお茶会を開催します。(11月予定)

■「ブレンディ」でくつろぐ! 東北伝統の器プレゼント 第2弾 概要
・プレゼント対象
【本年度支援した窯元】
宮城県 末家焼(ばっけやき)/加藤文夫氏(ひろ窯)
【昨年度支援した窯元】
青森県 名久井焼(なくいやき)/砂庭大門氏(見学院窯)
宮城県 堤焼(つつみやき)/針生乾馬氏(乾馬窯)
福島県 会津本郷焼(あいづほんごうやき)/宗像利浩氏(宗像窯)

・支援内容: 被災した一部の窯の修復支援および窯の贈呈
・実施期間: 2013年9月2日(月)~11月29日(金)
・キャンペーン内容: 修復した上記4つの窯元で制作したコーヒーカップ&ソーサー(2客セット)と、「ブレンディ」インスタントコーヒー袋100gを100名様にプレゼント(25名様×4窯元)
応募方法: 専用Webサイトの応募フォームから応援メッセージを入力し、お申し込み
※メッセージの入力は任意。本キャンペーンでお預かりした応援メッセージは、支援先の窯元の皆様へ お届けします。

※宮城県 末家焼は、2011年の東日本大震災による津波の影響で、窯、作業場が崩壊し、土、道具、上薬の研究データ、顧客名簿、作品の大多数を失ってしまいました。焼窯は全て使用できなくなり、ガス窯を譲り受け創作活動を再開するも、寒冷地仕様の窯でないことや窯のサイズが小さいことなどから満足のいく創作活動を行えない状況でした。去る5月16日には、本プロジェクトのプロジェクトサポーターであり、AGF「ブレンディ」のTV-CMでおなじみの、女優・歌手の原田知世さんをゲストに、本プロジェクトの立ち上げ式を行い、ともに復興を誓いました。

※支援先となる窯元は、地元新聞社に聞き取りを行い、窯元の被害状況を考慮して選定致しました。

■宮城県 末家焼

宮城県 末家焼

末家焼は亘理町旧末家地区(現亘理町先達前)付近の陶土を使った焼き物です。始まりは元禄時代、亘理伊達家の御庭焼。廃窯と復興を繰り返し、昭和60年に亘理町長瀞に京都で修行した加藤ひろ子氏とその夫、丈夫氏が窯を築き、末家焼窯元・ひろ窯として現在に至ります。津波により窯、作業場が崩壊し、土、道具、上薬の研究データを失ってしまい、御友人の窯を借りて制作活動をつづけている状況です。

■青森県 名久井焼

青森県 名久井焼

南部名久井焼は、昭和52年青森県南部町に発祥した陶器工房です。手びねり成型による作品の独自性や五段式の登り窯が評価され話題を呼びました。 制作はすべて手作業、オリジナル釉薬や独自の粘土の開発を行うなど、先代が開発した技法を継承した二代目によって時代に囚われないデザインが目指されています。震災により窯が破損し、登り窯を稼働できない状況でした。

■宮城県 堤焼

宮城県 堤焼

江戸時代17世紀末から始まり、300年以上伝承されている堤焼。皿や湯のみなど、素朴な日用品を中心とする仙台ゆかりの焼物です。黒釉(こくゆう)に糠白(ぬかじろ) 釉を奔放に流し掛けした、海鼠(なまこ) 釉が特徴で、仙台でとれる良質な粘土が使用されています。唯一、伝統と技を受け継ぎ今に伝えている堤焼乾馬窯ですが、震災後はレンガの破損や土台の傾きにより一部の窯が使用不可能になっていました。

■福島県 会津本郷焼

福島県 会津本郷焼

会津本郷焼とは、福島県会津美里町(旧会津本郷町)周辺を産地とする陶器及び陶磁器のことです。1593年に領主である蒲生氏郷が鶴ヶ城の屋根瓦を製造させたのが始まりです。現在 17の窯元があり、東北2位の規模を誇ります。飴色に輝く飴釉を使って作られる陶器は、古くからにしんの山椒漬け専用の「にしん鉢」で知られています。震災の影響により、登り窯が稼働停止状態となっていました。

 

「ブレンディ」東北 器の絆プロジェクト特設サイト

■リリース発行元
味の素ゼネラルフーヅ株式会社 広報部
東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティ
TEL: 03-5302-7550 / FAX: 03-5302-7557

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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