WWFジャパン、被災した子どもたち30人対象に志津川湾の海でシュノーケル観察会

宮城県南三陸町戸倉の子どもたち30人と漁師が
地元・志津川湾の海でシュノーケル観察会を実施します
~子どもたちがカメラマンになって、海のなかを撮影します!~

プレスリリース) WWFジャパン(東京・港、德川恒孝会長)は9月7日、宮城県南三陸町戸倉の子どもたち30人を対象に、地元の漁業関係者とともに志津川湾の海を観察する『南三陸シュノーケル観察会』を実施します。

この観察会は、「東日本大震災で被災した宮城県 南三陸町 戸倉地域の子どもたちに、自分たちの暮らす南三陸の海を体感・勉強してもらうことで、海への関心を深め、南三陸の海に誇りを持ってほしい」という思いで、昨年2012年から実施しています。2年目になる今年は、昨年の成功をうけ、昨年比3倍も多くの子どもたちが、参加エントリーしています。

【概要】
とき: 2013年9月7日(土)
ところ: 宮城県南三陸町戸倉 合羽沢
内容: 
9:30  南三陸町戸倉 津の宮荘に集合
10:45  合羽沢でシュノーケル練習
12:00  合羽沢で昼食
12:40  合羽沢でシュノーケル観察会開始
13:40  シュノーケル観察会終了・記念撮影
15:00  宮城県漁協戸倉出張所で「海の学習会」実施
15:30  子どもたちと壁紙新聞作り
17:30  解散

【当企画の背景】
南三陸町戸倉では、ギンザケやワカメ、カキの養殖が盛んですが、特にカキの過密養殖による生産性の低下が震災前から課題になっていました。震災からの復興に際し、宮城県漁協戸倉出張所では、これを改善するため、養殖施設を削減し、協業体制による生産を決議しました。

WWFジャパンでは、震災直後より宮城県漁協戸倉出張所と協同し、持続可能な養殖業の拡大、推進を図っています。

当企画によって、戸倉の未来を担う子どもたちと漁業関係者が、地元志津川湾の海の中を実際に観察することによって、海の恵みを実感し、持続可能な漁業を考えるきっかけになれば、と考えています。

【リリース発行元】
公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)
〒105-0014 東京都港区芝 3-1-14 日本生命赤羽橋ビル6F
Tel: 03-3769-1711(代)
URL: http://www.wwf.or.jp/

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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