[CSR] MURCがコンサルの「プロボノ」、NPOらの課題を改善

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■ 入社1年目でもプロボノに参加

MURC政策研究事業本部公共経営・地域政策部研究員の大垣俊朗さん

MURC政策研究事業本部公共経営・地域政策部研究員の大垣俊朗さん

MURC政策研究事業本部公共経営・地域政策部研究員の大垣俊朗さんは、入社1年目でプロボノに参加した。支援したのは、顔見知り同士で子どもの送迎や託児を頼り合う「子育てシェア」を展開するAsMama(アズママ、横浜市)だ。

アズママは、「共助」のインフラを広げるため、行政や企業との連携を模索していた。そこで、プロボノチームはサービスの強みを洗い出し、提案資料の改訂などを行った。その結果、自治体や大企業とのパートナーシップにつながったという。

大垣さんは、「コンサルティングは、クライアントに言われたことをその通りに実行するだけでなく、より良くなるように導いていく仕事。それを実感できたことが一番勉強になった。時間があるいまだからこそ、社会課題を解決するようなビジネスにかかわれて良かった。会社の理解があるのも大きい」と話した。

支援先の一つ、多文化共生センター大阪(大阪市)は、外国にルーツを持つ子どもたちの学習支援を行っている。だが、助成金頼りの体制に危機感を持ち、事業型収入をいかに増やすかを課題としていた。

そこで、プロボノチームには、塾の経営経験を持つ社員も参加し、「塾経営」を根本から見直した。授業料の見直し、講師の採用基準、集客や寄付につながる広報など、メンバーそれぞれの知見を生かしていった。

同団体の中村満寿央副代表理事は、「多店舗展開を目指しているが、まずは基盤を整えることが先決だと分かった。子どもたちの学習レベルや日本語習得状況は違うので、個別に丁寧な指導をしていきたい」と話した。

2014年度「ソーシャルビジネス支援プログラム」最終報告会で

2014年度「ソーシャルビジネス支援プログラム」最終報告会で

2014年度の「ソーシャルビジネス支援プログラム」には、MURCの社員23人が参加した。

支援先の選考方法は、一般から応募を募り、書類選考を経てプレゼンテーション選考会を実施。MURC社員の有志が、「支援票」と「共感票」を投票する。「支援票」の上位3団体が支援先として選ばれ、投票者による「プロボノチーム」が組成される。

資金的支援として1団体あたり50万円が授与されるほか、「共感票」の投票数に応じて総額100万円が分配される。2015年度の一般公募は4月に開始される予定だ。

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2015年1月30日(金)14:46

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