グローバル戦略に統合され始めたBOPビジネス(上)

 ウガンダ、中央アフリカへのバイヤーが集まるターミナル(筆者撮影2014年)

ウガンダ、中央アフリカへのバイヤーが集まるターミナル(筆者撮影2014年)

一時期、メディアで度々目にしていたBOPビジネス。最近、あまり目にすることがなくなったが、どのような現状にあるのだろうか?実は、BOPビジネスは既に企業の経営戦略に融合され、通常のグローバル戦略の一環として推進されている。

他方で、BOPビジネスの収益化に成功し、企業の成長を支える主要事業へと成長させている企業ほど、「BOPビジネス」という言葉に関心がない。彼らにとっては、ただ純粋に自社のミッションに従って事業を推進しているだけなのである。本コラムでは、こうした企業の代表事例として、自動車メーカーのスズキを紹介したい。

スズキが、インドにおいて日本を代表する企業として活躍していることは、皆様もご存知だろう。インドの現地法人のマルチ・スズキは、スズキにとって新興国市場における稼ぎ柱である。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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キーワード: #CSR

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