パーム油のリスク(2/3)森林破壊や児童労働も

Sustainablebrands.comから転載]

アブラヤシの収穫の様子。樹高は20メートル以上に及ぶ 写真提供:地球・人間環境フォーラム

アブラヤシから生産されるパーム油は、生産効率性が高く、現在世界で最も多く消費されている植物油脂だ。日本では年間約65万トンが消費され、インスタント麺やスナック菓子といった食品、洗剤、化粧品などに幅広く利用されている。だが、パーム油産業は環境破壊や児童労働の温床になっているとして、国際社会やNGOの目は厳しい。(オルタナ副編集長=吉田 広子)

そもそもパーム油のリスクとは何か。パームは果実なので環境負荷が低いイメージがある。だが、実際にはパーム油生産は石炭以上の温室効果ガスを排出する。1トンあたりの温室効果ガス排出量は、石炭の2.4トンより多く約3.9─30トンと推計されている。

 

 

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パーム油のリスク(3/3)日本企業は周回遅れ
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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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キーワード: #パーム油

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