コーヒーかすが家庭用燃料に

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英国全土のコーヒーショップや企業からコーヒーかすを集め、リサイクルした家庭用燃料「コーヒーログス」が販売され、注目を浴びている。住居に薪ストーブがある家庭が多い英国では、円柱型の燃料は重宝されている。かすのほとんどが埋立て処理場に運ばれている同国では、画期的なアイデアだ。(チューリヒ=岩澤 里美)

家庭用燃料「コーヒーログス」。木片よりよく燃える
©bio-bean limited.

英国では、1日に5千万杯以上のコーヒーが消費され、年間50万トンのコーヒーかすが出る。ロンドンにあるバイオ・ビーン社は、喫茶店、オフィスビル、大学などから、コーヒーかすを集め、ロンドン北部のケンブリッジシャーにある工場に運び、コーヒーログスを製造している。
 
法人であれば、量は問わず、課金して回収する。年に5万トンを処理できる工場は、世界初のコーヒーかすリサイクル施設だ。手のひらサイズのコーヒーログスは、25杯分のコーヒーかすが圧縮してある。木材よりも20%エネルギーが多く、燃焼時間が長い。

同社は2016年夏から、1袋16個入り(100円前後)で燃料店や園芸店などで販売を始めた。企業向けのバイオマスペレットも販売し、建物の暖房用に使われる。かすから絞ったオイルで作ったバイオディーゼルの商品化も進めている。(オルタナ53号「世界のソーシャル・ビジネス」から一部転載)

■この続きはオルタナ53号に掲載されています

雑誌オルタナでは、社会課題を解決する各国のソーシャルビジネスを紹介する「世界のソーシャルビジネス」を展開。その一部をオルタナ・オンラインでも紹介する。

2018年7月4日(水)18:00

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