フランス環境相辞任で著名人200人が抗議

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9月3日の仏日刊紙「ルモンド」に、アラン・ドロンなどフランスを代表する俳優やパティ・スミスのような世界的な歌手ら200人の芸能関係者が「地球を救うアピール」を共同声明として出した。芸能人が環境問題で共同声明を出すのは珍しい。ユロ環境連帯相の突然の辞任であらわになった、環境問題に及び腰なマクロン政権への批判にもなっている。(パリ=羽生 のり子)

仏女優のジュリエット・ビノシュと仏地球物理学者のオーレリアン・バローの呼びかけに賛同したのは、仏女優のカトリーヌ・ドヌ―ヴ、イザベル・アジャーニ、仏歌手のシャルル・アズナブール、在仏の英女優で歌手のジェーン・バーキン、スペインの映画監督ペドロ・アルモドヴァ―ル。英歌手のマリアンヌ・フェイスフル、米俳優ティム・ロビンス、イザべラ・ロッセリーニ、米歌手のパティ・スミス、独映画監督のヴィム・ヴェンダースなど。

小説家、科学者、美術家、音楽家も含まれている。グリーンピースのキャンペーンビデオに出ている仏女優のマリオン・コティヤール、動物愛護団体のビデオでナレーションを務めた仏女優のソフィー・マルソーも署名している。

声明は「地球環境の崩壊はすでに始まっているが、最悪の事態を避けるのに遅すぎはしない」として、「ロビーの影響を受けない政治と、不人気かもしれない政策を提案する」と述べている。

ニコラ・ユロ元環境連帯相の辞任は、政府への狩猟ロビーの影響が引き金となったことが大きな話題になった。「ロビー活動」の部分は、その影響を受けて狩猟家に甘い政策を決定したマクロン政権への批判だ。

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2018年9月4日(火)10:29

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