今週、ちょっと面白い調査の発表がありました。PR会社のエデルマン(本社・米イリノイ州)が発表した「トラストバロメーター」(2019)です。この調査は今年19回目で、世界27カ国の33000人からオンラインで調査しています。(オルタナ編集長 森 摂)
「国」「企業」「NGO/NPO」「メディア」という4つのセクターへの信頼度を測定したところ、日本で今年初めて、メディアに対する信頼度が二年連続でNGO/NPOを下回ったのです(参照記事「日本メディアへの信頼度、2年連続でNGOを下回る」)。
日本では4セクターを信頼度で並べると、1)企業44%(42%) 2)政府39%(37%) 3)NGO/NPO38%(37%) 4)メディア35%(32%)――という結果になりました=カッコ内は2018年調査。
これは日本のNGO/NPO関係者には「朗報」であり、日本のメディア関係者には「悲報」です。私もメディア関係者なので、複雑な思いです(笑)。