チョコレートにも「持続可能性」がある

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マース ジャパン リミテッド(本社:東京目黒区、社長:デビット・ティーズデイル)の親会社マース インコーポレイテッド(本社:米国バージニア州、CEO:ポール・S・マイケルズ、以下「マース」)は、持続可能なカカオ生産に向けた抜本的な改革に取り組むことを決定した。その一環として、2020年までにマースの全チョコレート製品に持続可能な方法や環境下で栽培されたカカオのみを使用するという目標を定めた。

マースは、チョコレート業界をリードする企業として、過去30年にわたり、カカオ農園の生産性や収益性の向上、社会的発展、生態系保存という3つのテーマを設定し、持続可能なカカオ生産を目指して様々な活動を展開しており、複数のプロジェクトに毎年1,000万米ドル超を投資している。今回の決定は極めて画期的なものであり、持続可能なカカオ生産に取り組んできたマースの強い思いを反映している。

今回の取り組みは、国際的な非営利団体であるレインフォレスト・アライアンスとの協力の下で進められる。レインフォレスト・アライアンスは、農地利用、商慣行、消費者行動の面から働きかけを行い、生物多様性の保全や人々の持続的な生活を確保するための活動を展開している。また、生産地域や農園を社会的、環境的、経済的観点から審査し、厳しい基準に合致した地域や農園で生産された生産物や、それを使用した製品のみにレインフォレスト・アライアンス認証を与えている。

マースとレインフォレスト・アライアンスは、今後数年にわたり複数の国々で協力していく予定で、2020年までにマース製品に使用するカカオの年間10万tをレインフォレスト・アライアンス認証カカオにする計画。まずは、2010年から英国およびアイルランドで販売する「ギャラクシー・チョコレート」に、レインフォレスト・アライアンス認証のカカオを使用する予定。また、将来的には、レインフォレスト・アライアンスとカカオ認証を共同で運営することも視野に入れている。

マースのCEO兼社長のポール・マイケルズは次のようにコメントしている。「われわれの会社理念である『マースの5原則』の精神で、マースはカカオ栽培に関わる小規模農家にとっても利益となるような持続可能なカカオ栽培を推進してきました。持続可能な栽培方法で生産されたことを認められたカカオのみを調達するという今回の決定は、カカオ栽培に対するマースのグローバルな取り組みとして非常に大きな一歩です。マースの原則を念頭に、次世代のカカオ供給に配慮し、決定したものです」。

レインフォレスト・アライアンスのプレジデントであるテンシー・ウィランは次のように述べている。「マースがレインフォレスト・アライアンス認証カカオを使用することは、持続的農業に対してマースが真剣に取り組んでいることを立証しています。マースのような歴史ある大企業がこうしたリーダーシップを発揮することで、カカオ農家や地域の人々の生活が向上し、ひいては人類にとって、クリーンで緑豊かな地球環境を育むことにつながるのです」。

マースのプラント・サイエンスおよび外部リサーチのグローバル・ディレクターであるハワード・ヤナ・シャピロは次のようにコメントしている。「レインフォレスト・アライアンス認証は、カカオ農家から消費者に至るまで、全ての人々に良い効果をもたらすことができるものであると確信しています。マースでは、カカオ農家とその地域社会の生活を改善し、栽培地域の環境や野生生物を保護しながら、当社の事業も持続可能なものにすることを目指しています。生物多様性の保全、経済的、社会的、環境的に持続可能な農業の実践、そのための農家の方々の努力に対してマースが直接利益を還元できるということが重要なのです」。

マースとレインフォレスト・アライアンスは、持続的なカカオ産業を育成するというビジョンを共有し、カカオ生産家族や地域社会にプラスとなる生産体制の確立を支援している。

また、レインフォレスト・アライアンス認証に加えて、マースはUTZのグッド・インサイド・カカオ認証の創設メンバーとして、UTZおよびそのパートナーと連携し、西アフリカの小規模農家が持続可能な農業によって生産されたことを証明するカカオ認証を推進する活動にも尽力している。

<本件に関するお問合せ先>
マース ジャパン リミテッド 広報部 小川 03-5434-3334

2009年4月28日(火)20:53

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