公海の生物多様性保護協定に67カ国が批准受付署名へ

記事のポイント


  1. 公海の生物多様性保護を目的とした協定に67カ国が署名した
  2. 初めて「公海」における生物多様性保護に言及した協定だ
  3. 漁業禁止区域も設定し、公海での活動が環境影響評価の対象になる

国連はこのほど、公海の生物多様性保護を目的とした「国家管轄権外区域における海洋生物多様性協定」に67カ国が署名したと発表した。初めて「公海」における生物多様性保護に言及した協定だ。日本政府は現時点で署名していない。(オルタナ編集部・下村つぐみ)

「国家管轄権外区域における海洋生物多様性協定」にすでに67ヵ国が署名している
下村 つぐみ(オルタナ編集部)

下村 つぐみ(オルタナ編集部)

1997年兵庫県生まれ。公立鳥取環境大学卒業。大学では環境学部に所属し、循環型社会におけるグループ・ダイナミックスを専攻。大学卒業後、カナダのトロントへ短期留学し、海外と日本の比較からサステナブルの取り組み状況について理解を深める。日本に帰国後の2022年10月、株式会社オルタナ入社。

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キーワード: #生物多様性

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