記事のポイント
- カカオ農家の低収入が森林破壊を招いている
- 流通しているカカオ豆の4割は追跡できず、産地不明
- 消費者はサステナブルなチョコレートを選ぼう
チョコレートの原料となるカカオ豆の栽培が、主産地であるガーナの森林破壊の大きな原因になっている。特に日本で消費されるカカオ豆の最大の輸入国はガーナであるため、ガーナの森林減少は日本と無関係ではない。現地調査を行った森林NGOで、世界のチョコ関連企業を評価した「世界のチョコ成績表2023」にも関わっている熱帯林行動ネットワークから話を聞いた。(オルタナ編集委員・栗岡理子)