セールスフォース・ジャパン担当役員が語る「サステナ戦略」

*このセミナーは終了しました。SBL有料会員はアーカイブ動画を視聴できます。アーカイブ動画は文末にあります。

オルタナは2023年11月20日、サステナブル・ビジネス・リーグ(SBL)会員向けに第48回「SBLプレミアムセミナー」を開きます。セールスフォース・ジャパンでサステナビリティ責任者を務める遠藤理恵執行役員をゲストに招き、同社の「サステナ戦略」についてお話頂きます。SDGsの目標年まで折り返し地点を迎え、サステナ経営の重要度は急速に高まっています。気候変動や生物多様性、ジェンダーなど様々なサステナビリティ課題にいち早く取り組む同社は、いま何を考えているのでしょうか。

顧客管理システムを提供するセールスフォースは、世界29カ国以上に支社を構えます。創業したのは1999年、米サンフランシスコでマーク・ベニオフ氏らが立ち上げました。マーク・ベニオフ氏は、企業に社会貢献の文化を根付かせるには、利益が出てからではなく、創業当初から経営戦略のDNAに組み込まないといけないと考えました。

そこで、ビジネスと社会貢献を統合した「1-1-1モデル」を提唱します。製品、株式、就業時間の「1%」を使って非営利団体を支援する取り組みです。同社は創業以来、このモデルに則って社会貢献活動を行ってきました。

創業時から社会貢献の文化を社内に浸透させたことで、同社のサステナ活動は多彩です。NPOへのプロボノ活動、寄付、脱炭素、生物多様性、DEI(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)、ジェンダーなど様々な取り組みを展開します。

これらの取り組みを後押しするのが、有志社員グループです。有志社員が自発的に集まり、施策を考え、社内に提案します。

その一例が、2021年に導入を発表した、性別適合手術費の補助制度です。これは、性別適合手術を希望する社員に対して、最大400万円の補助を行うものです。同社はこの福利厚生制度をグローバルで導入すると発表しました。この制度は米国本社とカナダ支社にしかありませんでしたが、オーストラリア支社にいる一人のLGBTQ+の社員の声から全社員が利用できるようになりました。

社会貢献を組織に根付かせるには、何から始めればよいのでしょうか。セールスフォース・ジャパンのサステナビリティ責任者を務める遠藤執行役員に聞きます。

とき: 11月20日(月)18:30~20:30
18:15~開場
18:30~18:35・・開始(事務局挨拶)
18:35~19:05・・遠藤様プレゼン「セールスフォースのサステナ戦略」
19:05~19:20・・オルタナ編集長・森や編集部からご質問
19:20~19:30・・参加者からご質問/終了
19:30~20:30・・名刺交換会(軽食あり)

ところ:シティラボ東京(東京都中央区京橋3丁目1-1 東京スクエアガーデン6階)
・東京メトロ銀座線「京橋駅」3番出口直結
・東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」7番出口より徒歩2分
・都営浅草線「宝町駅」A4番出口より徒歩2分
・JR「東京駅」八重洲南口より徒歩6分
・JR「有楽町駅」京橋口より徒歩6分

参加費用:
リアル会場参加&交流会 4000円(定員30名、SBL有料会員限定)
オンライン参加費: 無料(SBL有料会員)/1500円(SBL無料会員)
*SBL有料会員(月額990円)へのお申込みはこちら

遠藤 理恵氏:
株式会社セールスフォース・ジャパン執行役員サステナビリティ&コーポレートリレーション担当
国際協力銀行(旧日本輸出入銀行)に勤務後、国際交流基金ロンドン事務所にて日本語教育推進を中心とした文化交流事業に従事。帰国後、WFP 国連世界食糧計画の日本における民間協力の公式支援窓口であるNPO法人国連WFP協会にて世界の飢餓と貧困の撲滅に向けて企業・団体とのパートナーシップ構築に取り組む。2007年5月、株式会社セールスフォース・ドットコム(現 セールスフォース・ジャパン)入社。社会貢献活動とビジネスを統合した1-1-1モデル(株式、従業員の就業時間、製品の各1%をコミュニティに還元)を推進する社会貢献部門責任者を経て、2019年2月より現職。日本国内における環境サステナビリティ戦略の策定・実行を主な役割とする。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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