使い捨てとリユースカップ、環境負荷が低いのはどちらか

記事のポイント


  1. 環境NGOが使い捨てカップとリユースの環境負荷を比較した報告書を発表
  2. 年20回程度の利用でも、使い捨てよりも、リユースの方がCO2排出量は低い
  3. 人体や生態系への影響などでも環境影響が少ないことが分かった

国際環境NGOグリーンピース・ジャパン(東京・港)はこのほど、使い捨てカップとリユースの環境負荷を比較した報告書を発表した。リユースカップシステムは、年間20回程度の利用でも、使い捨てカップよりも、CO2(二酸化炭素)排出量や生態系への影響などで環境負荷が低いことが分かった。(オルタナ副編集長=吉田広子)

リユースカップのライフサイクルアセスメント(LCA)を使い捨てカップと比較した報告書「リユースが拓く未来 ーー東アジアにおけるリユースカップシステムと使い捨てカップシステムの環境パフォーマンスに関するライフサイクル比較評価」
報告書「リユースが拓く未来 」
yoshida

吉田 広子(オルタナ副編集長)

大学卒業後、米国オレゴン大学に1年間留学(ジャーナリズム)。日本に帰国後の2007年10月、株式会社オルタナ入社。2011年~副編集長。執筆記事一覧

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