3Dプリントで培養肉を生産、島津製作所など3者連携

島津製作所、シグマクシス、大阪大学大学院は3月28日、3Dバイオプリント技術による培養肉の自動生産装置を、3者共同で開発していくと発表した。牛肉の筋・脂肪・血管の繊維組織を立体的に再現する技術により、本物の肉に劣らない培養肉の生産を目指す。2025年を目処に自動生産技術を実用化し、将来は医療や創薬への展開も視野に入れる。(オルタナ副編集長・長濱慎)

3Dバイオプリント技術による培養肉生産のイメージ(島津製作所ホームページより)
S.Nagahama

長濱 慎(オルタナ副編集長)

都市ガス業界のPR誌で約10年、メイン記者として活動。2022年オルタナ編集部に。環境、エネルギー、人権、SDGsなど、取材ジャンルを広げてサステナブルな社会の実現に向けた情報発信を行う。プライベートでは日本の刑事司法に関心を持ち、冤罪事件の支援活動に取り組む。

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