EU、「デジタル製品パスポート」の導入で循環型経済を推進

記事のポイント


  1. 欧州議会と欧州理事会は、「エコデザイン指令」の改訂に暫定合意した
  2. 幅広い製品に「デジタル製品パスポート」を導入する
  3. 企業にはリユース・リサイクル・修理のしやすさに関する情報提供を義務付ける

欧州議会と欧州理事会は12月5日、商品の環境配慮設計を義務付ける「エコデザイン指令」の改訂に暫定合意した。EU全域のほぼすべての製品に、リユース・アップデート・リサイクル・修理のしやすさなどを記録した「デジタル製品パスポート」を導入する。発効から2年後には、売れ残った衣服や靴などのアパレル製品の廃棄を禁止する。(オルタナ編集部・北村佳代子)

EUは「デジタル製品パスポート」導入で
サーキュラーエコノミー(循環型経済)を推進する
北村(宮子)佳代子(オルタナ副編集長)

北村(宮子)佳代子(オルタナ副編集長)

オルタナ副編集長。アヴニール・ワークス株式会社代表取締役。伊藤忠商事、IIJ、ソニー、ソニーフィナンシャルで、主としてIR・広報を経験後、独立。上場企業のアニュアルレポートや統合報告書などで数多くのトップインタビューを執筆。英国CMI認定サステナビリティ(CSR)プラクティショナー。2023年からオルタナ編集部。

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