フェアトレードブランド「LOVE&SENSE」を手がける福市(大阪市、高津玉枝社長)は5月29日、セネガル産のフェアトレード認証コットンを使ったTシャツ「セネガルシャツ00」を発売する。横浜高島屋内の期間限定ショップで取り扱う。6月に横浜で「第5回アフリカ開発会議(TICADV)」が開催されるのを機に、個人レベルでもアフリカの現状に触れる機会を作り、フェアトレードをさらに広めたい考えだ。
「セネガルシャツ00」は、福市と、フェアトレード認証コットンの輸入・紡績から縫製までの一貫生産を日本で初めて行う第一紡績(大阪市)とのコラボレーション商品で、フェアトレード認証を取得した西アフリカ・セネガル産のコットンを使用している。
5月29日から1週間の期間限定で高島屋横浜店にオープンする同社のセレクトショップ「LOVE&SENSE」で販売する。
アフリカにおいてコットンは輸出と農村雇用の大きな役割を占め、多くの家庭が唯一の現金所得源であるのが現状だ。しかし、コットン農場の労働者の多くは、過酷な労働環境や搾取されがちな状況に置かれているという。
1 2