ろう文化描く「デフ・ヴォイス」、ドラマ化の背景は(前編)

2023年末にNHKで放映され、話題を呼んだドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」(草彅剛さん主演)。その原作者でシナリオライターの丸山正樹さんは、「デフ・ヴォイス」で松本清張賞に応募し、これがデビュー作となりました。ろう者の両親を持つ聴者の子ども(コーダ)である手話通訳士を主人公にしたミステリーで、そのユニークな設定が話題を集めました。NPO法人インフォメーションギャップバスターの伊藤芳浩理事長が話を聞きました。

長編ミステリー小説『デフ・ヴォイス』(文芸春秋)を執筆した丸山正樹さん (C)小学館黒石あみ
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伊藤 芳浩 (NPO法人インフォメーションギャップバスター)

特定非営利活動法人インフォメーションギャップバスター理事長。コミュニケーション・情報バリアフリー分野のエバンジェリストとして活躍中。聞こえる人と聞こえにくい人・聞こえない人をつなぐ電話リレーサービスの公共インフラ化に尽力。長年にわたる先進的な取り組みを評価され、第6回糸賀一雄記念未来賞を受賞。講演は大学、企業、市民団体など、100件以上の実績あり。著書は『マイノリティ・マーケティング――少数者が社会を変える』(ちくま新書)など。執筆記事一覧

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