節電・発電支援サービスを提供するみんな電力(東京・港)は7日、自然エネルギーで製造された商品を集めたECサイト「GreenDept(グリーンデプト)」をオープンした。自然エネルギーに特化したECサイトは日本初。日本の中小企業や世界中からエコ商材を集め、同サイトでの年間売上1億円を目指す。 購買選択肢に「エコ」を入れる消費者は増えているが、「低価格」の魅力を超すまでにはいかない課題もある。いかにして「自然エネルギー」を商品の付加価値として見せるのか、同社の大石英司代表に聞いた。(オルタナS副編集長=池田真隆)
購買選択肢にエコを求める消費者は増えてきている。朝日大学マーケティング研究所は2011年11月、首都圏在住の20~59歳男女411人に「エコ商品に関するマーケティング調査」を実施した。そこでは、消費活動に「エコ」を意識すると答えた消費者は6割を超えた。
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