販売累計2億個、リユース・インクカートリッジのエコリカ

記事のポイント


  1. エコリカは使用済みインクカートリッジを回収・リユースして販売する
  2. 2003年から累計約2億個を販売し、純正品を含む市場シェアは3位に
  3. 販売1個につき1円を環境NGOに寄付し、累計額は1億円を超えた

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エコリカ(大阪市)は、使用済みインクカートリッジを家電量販店の店頭などで回収し、製品にリユースするシステムを国内ではじめて確立した。2003年の創業から約2億個を販売し、メーカー純正品を含む市場シェアは3位を占める。製品1個につき1円を環境NGOの世界自然保護基金(WWF)ジャパンに寄付する活動も続けており、その累計額は1億円を超えた。宗廣宗三社長は「リユースが当たり前になる社会をめざす」と話す。(オルタナ副編集長・長濱慎)

使用済みインクカートリッジをリユースしたエコリカの製品
S.Nagahama

長濱 慎(オルタナ副編集長)

都市ガス業界のPR誌で約10年、メイン記者として活動。2022年オルタナ編集部に。環境、エネルギー、人権、SDGsなど、取材ジャンルを広げてサステナブルな社会の実現に向けた情報発信を行う。プライベートでは日本の刑事司法に関心を持ち、冤罪事件の支援活動に取り組む。

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