摘果リンゴで国際コンテスト「3つ星」銘菓をつくるマツザワ

記事のポイント


  1. マツザワの「りんご乙女」は、廃棄されていた摘果リンゴを原料に使う
  2. リンゴ栽培で発生する食品ロスの削減と、農家の収益向上に貢献する
  3. 味覚の国際コンテストで16年連続、最高位の「3つ星」を受賞した

サステナブル・セレクション 三つ星企業紹介

マツザワ(長野・下伊那郡)が製造・販売する銘菓「りんご乙女」は、栽培の過程で発生する「摘果(てきか)リンゴ」で作る。本来は捨てられる摘果リンゴを原料に活用することで食品ロス削減を図り、高値で買い取ることで農家の収益向上に貢献する。シェフやソムリエが審査する「国際優秀味覚コンテスト」では、16年連続で最高位の「3つ星」を受賞した。森本康雄取締役は「地産品の活用を追求した結果」と話す。(オルタナ副編集長・長濱慎)

摘果リンゴを使用した「りんご乙女」。生地にもすりおろしリンゴが入る
S.Nagahama

長濱 慎(オルタナ副編集長)

都市ガス業界のPR誌で約10年、メイン記者として活動。2022年オルタナ編集部に。環境、エネルギー、人権、SDGsなど、取材ジャンルを広げてサステナブルな社会の実現に向けた情報発信を行う。プライベートでは日本の刑事司法に関心を持ち、冤罪事件の支援活動に取り組む。

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