記事のポイント
- 世界気象機関(WMO)が「2023年アジア気候情勢報告書」を公表した
- アジアは、温暖化が世界平均より速く進み、最も気象災害が起きやすい
- 2023年は洪水・暴風雨関連の災害が最も多く、海面水温の温暖化も加速した
世界気象機関(WMO)は4月23日、「2023年アジア気候情勢報告書」を公表した。それによると、アジアは世界平均より速いスピードで温暖化が進行しており、世界で最も気象災害が起きやすい。2023年は洪水・暴風雨に関連した災害が最多となったが、猛暑も深刻だ。黒潮暖流をはじめ、海面水温の温暖化も加速した。(オルタナ副編集長・北村佳代子)