サッカー通じたボスニアと日本の架け橋[中畑 陽一]

■日本初の貴重なツアーが今年8月に

一方、「サラエボ・フットボール・プロジェクト」を進める団体ZONE BiHは、ボスニアと日本の架け橋となるべくその後もボスニアと日本双方で活動を続けており、この度遂にHISとコラボレーションしたスタディツアーが決定しました。

これは、森田氏が育ててきたボスニアでの民族融和活動の粋を、現地スタッフやサッカー、そして美しい世界遺産や現地文化が詰まった食事などと共に実体験し、学べる、間違いなく他にはない唯一のツアーです。

FCクリロのメンバーたち
FCクリロのメンバーたち

日本で戦後70年、ボスニアで戦後20年を迎え、日本の安全保障も変節を迎えている今、周辺諸国とどのように付き合っていくべきか、日本が世界の平和にどういった役割を果たすべきかを、まさに戦争を経験した人々の「実体験」から学びつつ、サッカーや文化と言った観光まで楽しんでしまえるツアーです。今回は8月17日のみの催行であり、森田氏自らが案内する限定ツアーです。定員が少ないため、お申し込みはお早めにどうぞ。

■森田氏の目指す未来

nakahata_yoichi

中畑 陽一(オルタナ総研フェロー)

静岡県立大学国際関係学部在学時、イギリス留学で地域性・日常性の重要性に気づき、卒業後地元の飛騨高山でタウン誌編集や地域活性化活動等に従事。その後、デジタルハリウッド大学院に通う傍らNPO法人BeGood Cafeやgreenz.jpなどの活動に関わり、資本主義経済の課題を認識。上場企業向け情報開示支援専門の宝印刷株式会社でIR及びCSRディレクターを務め関東・東海地方中心に約70の企業の情報開示支援を行う。その後、中京地区での企業の価値創造の記録としての社史編集業務を経て、現在は太平洋工業株式会社経営企画部にてサステナビリティ経営を推進。中部SDGs推進センター・シニアプロデューサー。

執筆記事一覧
キーワード:

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..