
電気の供給責任は送配電事業者が担っており、新電力と停電の因果関係はないと説明した。電気料金についても、多少高くなっても、自然エネルギーを選ぶ人が圧倒的に多いという。同社が世田谷区で実施したアンケートでは、「多少高くても自然エネルギーを選ぶと答え人が140人中、120人に及んだ。回答者の多くは、年配の女性や子どもたちだった。
今後、電力切り替えを進めていくためには、「費用対効果についての事例を積み重ねていくことが大切」とした。電気の仕入れ先を選ぶことは、「創造的である」と強調。
その理由は、「その地域でつくった電気を仕入れれば、電気を通して地域とのつながりが生まれる。『地域産の電気でできた商品』としてPRもできる。経営者には電気を切り替えることは、責任だけではなく、創造的行為としてとらえてほしい」と訴えた。