中川政七商店がプラ袋廃止、きっかけに奈良の鹿

1716年創業の製造小売・中川政七商店(奈良市、千石あや社長)は6月17日、直営店全59店舗で提供しているプラスチックバッグを7月1日に廃止し、紙製手提げ袋を有料化することを発表した。鹿が観光客のプラスチックバッグなどを食べ、体調を崩す問題が取り上げられるなか、包装資材を見直すことになったという。同時に商品パッケージの切り替えも順次進める。(オルタナ副編集長=吉田広子)

中川正七商店の紙製手提げ袋

「自分たちの手提げ袋が鹿を傷つける原因の一つになっているかもしれない。何かできないか」。奈良で創業し、観光地に直営店を構える中川政七商店は、鹿の問題がきっかけとなり、包装資材を見直すことにしたという。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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