トヨタの広報部は「SDGsやESGへの対応についてそれぞれの専門部署で進めてきたが、今後トップを含めた全社で現状や課題を共有し、方針や具体的対策について迅速に決定し推進していきたい」と説明している。
これまで日本の自動車業界では、環境関連部署とCSR・社会貢献の担当部署が別々に存在し、連携も十分ではないケースが多かった。一方、他業界では、リコーや富士通などが環境部門とCSR部門を統合する動きも出ている。トヨタは部門間で兼務の社員を置き、副社長の担当も明確にするなど、全社的なSDGsやESGの取り組みに向けて動き出す。
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