「大阪首脳宣言」では、2050年までにプラスチックごみによる新たな汚染をゼロにすることを目指 すとする「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」が合意されました。私たちは、これを主要国が共同 して海洋プラスチック問題解決を目指す最初のステップとなるとして歓迎します。
しかし私たちは、「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」の「2050年までに」という達成期限が遅すぎること、そして、「法的拘束力のある各国のプラスチック使用削減目標設定を含んだ実効性のあ る枠組みの構築」に合意できていないことから、海洋プラスチック汚染問題の解決にはなお不十分であると考えます。