プラごみを通貨に 環境と貧困を解決

世界のソーシャル・ビジネス 北米編 カナダ

カナダ人起業家が2013年に立ち上げたプラスチック・バンクは、プラごみ問題と貧困問題を同時解決する新たな仕組みを立ち上げた。プラごみを回収する貧困層に適正報酬を支払い、プラごみから再生プラ原料を製造して直接メーカーに売ることで、プラごみの循環を可能にしている。(栗田 路子)

プラ循環経済を希求するデヴィッド・カッツ氏

技術や環境などの分野で、世界に大きな影響を与える人物が出演するインターネット配信番組「TEDTalks」。プラスチック・バンクのデービッド・カッツCEOも同番組で熱く語った。

「我々は皆、間違いを犯した。適正報酬の源泉は、集められたプラごみから、「rPET」などの再生プラ原料を製造し、大手メーカーに直接販売することで得る。(中略)

だが、プラごみに価値を生み出し、プラごみを集める労働に価値が付けば、プラごみは宝の山、地球の『ビットコイン』にもなる」

*この続きは雑誌「オルタナ」58号「SDGs時代の地域金融」(9月30日発売)に掲載しています。

editor

オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

執筆記事一覧
キーワード: #プラスチック#環境

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..