気付かれにくい障害、災害時に配慮すべきこととは

■精神障害のある人への支援
精神に障害のある人は、普段の生活でもストレスを受けることがあります。したがって、災害により受ける様々なストレスは大きな負担になることがあります。

また、災害で普段服用している、薬が手に入らなくなると、病状が悪化したり、発作の原因になることもあります。また、集団生活のルールに馴染めないことで、避難所生活を送るのが困難なことがあります。

以下、支援する際のポイントです。
・大きな声や指示的な口調は、不安にさせる可能性もあるので控える
・状況を具体的に、わかりやすく、簡潔に説明する
・話をする場合は、一度に多くの内容を盛り込まず、一つずつ伝える
・不安や動揺が激しい人がいても、まずは落ち着いて見守る
・妄想や幻覚の訴えがある場合は、強く否定せず、相槌をうつなどして先ずは聴く姿勢を取る

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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