(2) Cop(1997年 京都議定書採択)
日本では官民協働で、オゾン層を破壊しないHFC(ハイドロフルオロカーボン)を他の先進国より10年も早く導入しました。環境規制から逃れることのできる究極の冷媒との願いを込めてなのか、このHFCの名称を「代替フロン」としたのです。
しかし、そのHFCも1997年、第3回気候変動枠組条約締約国会議(COP3)が採択した「京都議定書」で、法的拘束力のある「温室効果ガス」として排出抑制の規制が掛かりました。
そして2019年1月、日本がモントリオール議定書の「キガリ改正」に批准したことで、生産の規制も課されることになったのです。
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