■オルタナ本誌61号 「世界のソーシャルビジネス 北米編 米国」 から
インターネットが普及し、学習手段の可能性が広がった2011年、米スタンフォード大学で大規模公開オンライン講座(通称MOOCs/ムークス)のプラットフォームが3つ立ち上がった。その1つ「コーセラ」は、瞬く間に人気を集め、2019年には1億300万ドル(約112億円)の資金調達に成功し、ユニコーン企業に名を連ねた。 (寺町 幸枝)
「世界最高の教育を、受講したい人が誰でも受けられるようにしたい」。こうした思いで、スタンフォード大のコンピューターサイエンスの教授だったダフ二・コラーとアンドリュー・ンは「コーセラ」を立ち上げた。
すぐにプリンストン大やミシガン大をはじめとする全米の名門校と提携し、授業提供を開始。その後、イギリスやブラジル、日本や韓国といった海外大学との提携を広げていった。
*この続きは雑誌「オルタナ」61号(第一特集「新型コロナと持続可能性」、6月30日発売)に掲載しています