美しさにもこだわり
ソネングラスの仕組みは至ってシンプルだ。高さ約18センチのガラスのびんのふたの裏側にはソーラーチャージが可能なLEDライトが付いている。季節や天気によって6時間から12時間、太陽光を当てて充電すると、最大12時間連続で点灯することができる。

ガラスは、南アのガラスメーカーのリサイクル品を利用。ワイヤー部分も100%リサイクル品を使用し、部品はフェアで生産過程を透明化しているメーカーから購入しているという。
ノイビッグCEOは写真家でもあり、美しさにもこだわった。ガラスびんに、貝殻などを入れてインテリアとしても楽しむことができる。
ソネングラスは、欧州ではすでに200万個を売り上げた。アート性がありエシカルなソネングラスは、実用的な照明というだけではなく、その美しさから生活の豊かさにつながる。
日本では自社サイトやAmazonで販売しているほか、実店舗での販売も進めていく予定だ。
*雑誌オルタナ51号(2018年9月28日発売)「世界のソーシャルビジネス」から転載
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