仏宅配企業、「フェア・フライデー」で失業者を支援

フランスのオーガニック食宅配企業が、失業などで社会から疎外された人々にオーガニック食を格安の1ユーロ(126円)で提供する。11月10日から12月21日まで、米国と欧州で共通のバーゲン日「ブラック・フライデー」(11月27日)に対抗し、「フェア・フライデー」としてクラウドファンディングで資金を集めている。その資金でオーガニック食を1年間作り、失業者の再雇用を支援するNGOが運営する食品店に収める予定だ。(在パリ編集委員=羽生 のり子)

ルタバゴの袋。レシピは「和風卵焼き」
hanyu

羽生 のり子(在パリ編集委員)

1991年から在仏。早稲田大学第一文学部仏文卒。立教大学文学研究科博士課程前期終了。パリ第13大学植物療法大学免状。翻訳業を経て2000年頃から記者業を開始。専門分野は環境問題、エコロジー、食、農業、美術、文化。日本農業新聞元パリ特約通信員、聴こえの雑誌「オーディオインフォ」日本版元編集長。ドイツ発祥のルナヨガ®インストラクター兼教師養成コース担当。共著に「新型コロナ 19氏の意見」(農文協)。執筆記事一覧

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