ビジネスに「自主基準」は有効か

【連載】フェアトレードシフト

持続可能性に関連する自主基準と聞いて、どんなものを思い浮かべるだろうか。フェアト
レードの国際基準をはじめ、FSC森林認証、漁業のMSC認証、農産物のレインフォレスト・アライアンス認証、パーム油のRSPO認証などが国際的にも広がりのあるものとして浮かぶところだろうか。(中島 佳織=認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン事務局長)

この10月、国際貿易センター(ITC)が、国連貿易開発会議(UNCTAD)、欧州大学院(EUI)、アムステルダム大学、ドイツ開発研究所と協働で行った調査報告書を発表した。「持続可能性のための自主基準(以下VSS)」が17のSDGsおよび169のターゲットにどう関係し寄与しているかを調査したものだ。

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nakajimakaori

中島 佳織(認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン事務局長)

化学原料メーカー勤務、国際協力NGOでアフリカ難民支援やフェアトレード事業への従事、日系自動車メーカーのケニア法人勤務を経て、2007年より現職。グリーン購入ネットワーク理事。共著に『ソーシャル・プロダクト・マーケティング』(産業能率大学出版部)など。

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キーワード: #フェアトレード

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