「突然言葉が通じなくなったら」、逆の立場で考える

愛媛県大島にある宮窪地域は、聞こえる人(聴者)もろう者も宮窪手話という共有手話を使用してコミュニケーションしている珍しい場所です。研究者の矢野羽衣子さんによると、宮窪手話と日本手話とは言語学的な違いが存在するそうです。

宮窪手話を使ってコミュニケーションする宮窪地区の住民(写真提供:矢野羽衣子)
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伊藤 芳浩 (NPO法人インフォメーションギャップバスター)

特定非営利活動法人インフォメーションギャップバスター理事長。コミュニケーション・情報バリアフリー分野のエバンジェリストとして活躍中。聞こえる人と聞こえにくい人・聞こえない人をつなぐ電話リレーサービスの公共インフラ化に尽力。長年にわたる先進的な取り組みを評価され、第6回糸賀一雄記念未来賞を受賞。講演は大学、企業、市民団体など、100件以上の実績あり。著書は『マイノリティ・マーケティング――少数者が社会を変える』(ちくま新書)など。執筆記事一覧

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