CSRリレーコラム(2)

企業のCSR担当者によるリレーコラムを始めます。参加するのは、12社のCSR担当者の皆さん。SDGsや脱炭素など、サステナビリティの潮流は高まるばかりです。CSR活動もますます重要になっています。各企業の担当者には、「自社の一押し活動」から日々の悩みなどを書いていただきます。第2弾はリコージャパン コーポレートコミュニケーション部の太田康子さんです。

*CSRリレーコラム参加企業一覧
フジテレビジョン
リコージャパン
日本航空
セブン&アイ・ホールディングス
リクルート
千代田化工建設
帝人
トヨタ自動車
ゴールドマンサックス証券
三菱地所
ミツカン
MS&ADインシュアランスグループホールディングス

「志望動機は、御社のSDGsキーパーソン制度に共感したからです」――。最近、就職活動でSDGsの視点で企業選びをする学生が増えている。リコージャパンの各都道府県の採用担当者にヒアリングしたところ、およそ2割強の学生がSDGsの取り組みを知り魅力を感じた、ということを面接などで述べるそうだ。(リコージャパン コーポレートコミュニケーション部=太田 康子)

ここ数年でSDGsの認知が一気に進んだと感じる。特に全国の学校から「企業のSDGsの取り組みを教えて欲しい」「授業で話してほしい」などの要望が寄せられることが増えている。

背景には、メディアでの情報発信が増えたことに加えて、昨年から学習指導要領のなかに「持続可能な社会の創り手の育成」が明記されSDGsを授業の中で学ぶことがあるだろう。

また、「エシカル就活」のWebサイトを運営する「アレスグッド」代表の勝見仁泰氏によると、学生は企業選びで「事業内容」や「企業理念」に続いて2割もの学生が「SDGsへの取り組み」を最も重視している。

企業のサステナビリティについてWebなどで調べたうえで、就職先の判断材料にしている学生が増えているのだ。一方、就活生の口コミサイトには、実態が伴っていない企業に落胆するコメントがあるという。

横浜の大学生が就活生に実施したアンケートでは「人事がSDGsを理解していない」「SDGsの取組を現場の社員の人に聞きたい」という声があがっているという。

3月に開催された毎日放送のリモ活イベントで、トークセッションの様子(筆者右端)

リコージャパンではここ数年、SDGsを自分ゴトにして取り組む事ことと、お客様にも伝える活動に力を入れてきた。

2016年の7月からCSR報告書の編集者の視点で、全国47都道府県にある各支社で勉強会を実施し、SDGsはもとより企業を取り巻く環境の変化について説明してきた。

■SDGsキーパーソンの役割とは

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