MUFGに気候変動に関する株主提案、NPOなどが提出

気候ネットワークなどの環境NPOは29日、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)にパリ協定の目標に沿った投融資を行うための計画を策定し、開示することを求めた株主提案を提出したと発表した。大手メガバンクに気候変動に対する取り組みを求める株主提案は、昨年のみずほに続いて2行目となる。MUFGは石炭火力事業へのプロジェクト・ファイナンスをゼロにする方針を掲げているが、国内外の化石燃料や森林破壊に関連する事業に多額の資金提供を続けており、過去2年間で石炭産業への融資総額は世界3位に位置する。(オルタナS編集長=池田 真隆)

日本での株主アクションは、昨年のみずほFGに続き邦銀2行目となる
M.Ikeda

池田 真隆 (オルタナS編集長)

株式会社オルタナ取締役、オルタナS編集長 1989年東京都生まれ。立教大学文学部卒業。 環境省「中小企業の環境経営のあり方検討会」委員、農林水産省「2027年国際園芸博覧会政府出展検討会」委員、「エコアクション21」オブザイヤー審査員、社会福祉HERO’S TOKYO 最終審査員、Jリーグ「シャレン!」審査委員など。

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