ホホジロザメやウーパールーパー、ジャイアントパンダといった絶滅危惧種の動物を守るため、絶滅危惧動物のイラストを描いた缶バッチを販売し、出た利益をWWF(世界自然保護基金)に寄付している小学6年生がいる。京都府京都市在住の吉武諒人(よしたけ りょうと)さんだ。現在は、『絶滅危惧種大図鑑』の制作を進めている吉武さんに、なぜこのような活動を始めたのか、話を聞いた。(三原 菜央=スマイルバトン代表)
■1年間に4万種以上の生物が絶滅している
京都府京都市在住の小学6年生の吉武諒人さんは、ホホジロザメやウーパールーパー、ジャイアントパンダといった絶滅危惧種の動物を守るため、絶滅危惧動物のイラストを描いた缶バッチを販売し、出た利益をWWF(世界自然保護基金)に寄付している。缶バッチの制作・販売からスタートし、現在は『絶滅危惧種大図鑑』の制作を進めている。
100ページ超えの超大作には、絶滅危惧種の名前や減少原因、絶滅を防ぐためにできることや、その生物の生態に関する情報が掲載されている。なぜこのような活動を始めたのか。「もともと小さい頃から生き物が好きで、好きな生き物が減っていることを知り、守らないといけないと思いました」。