経済破綻のベネズエラ、「希少カカオ」で貧困層支援

南米のベネズエラは、世界でも有数な原油埋蔵国として知られているが、米国による長年の経済制裁に加え、昨年からの新型コロナの世界的な蔓延により、深刻なガソリン不足や物資不足が続く。そうしたなか、17世期から続く「希少なカカオ」を育てることで、ベネズエラのコミュニティを安定させようと奔走する人々が、ベネズエラ産カカオの最大輸入国である日本で、クラウドファンディングを立ち上げた。(寺町幸枝)

カカオ・シェアーズの創立者アレハンドロ・パティーノさん(中央)とベネズエラにいるパートナーのアンジェリカ・パヴァーニさん(左)©︎カカオシェアーズ
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寺町 幸枝(在外ジャーナリスト協会理事)

ファッション誌のライターとしてキャリアをスタートし、米国在住10年の間に、funtrap名義でファッションビジネスを展開。同時にビジネスやサステナブルブランドなどの取材を重ね、現在は東京を拠点に、ビジネスとカルチャー全般の取材執筆活動を行う。出稿先は、Yahoo!ニュース、オルタナ 、47ニュース、SUUMO Journal他。共同通信特約記者。在外ジャーナリスト協会(Global Press)理事。執筆記事一覧

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