国内でフェアトレードの普及・啓発活動を行うNPOのフェアトレード・ラベル・ジャパン(東京・中央、潮崎真惟子事務局長)はこのほど、 最新の国内・海外フェアトレード市場動向を発表した。それによると、国内のフェアトレード認証製品の推定市場規模は前年比約6%増の131億円と伸びを示すが、ドイツの市場規模と比較すると約18分の1と、大きな差があることが分かった。(オルタナ副編集長=山口勉)
コロナ禍のフェアトレード
コロナ禍で国全体の経済成長はマイナス傾向だが、 国内のフェアトレード市場は伸びを示し、2020年は前年比約6%増の131億円規模となった。背景には市民や企業のSDGsやフェアトレードに対する関心の高まりがある。