日本のフェアトレード市場はコロナ禍でも6%増

国内でフェアトレードの普及・啓発活動を行うNPOのフェアトレード・ラベル・ジャパン(東京・中央、潮崎真惟子事務局長)はこのほど、 最新の国内・海外フェアトレード市場動向を発表した。それによると、国内のフェアトレード認証製品の推定市場規模は前年比約6%増の131億円と伸びを示すが、ドイツの市場規模と比較すると約18分の1と、大きな差があることが分かった。(オルタナ副編集長=山口勉)

コロナ禍のフェアトレード

コロナ禍で国全体の経済成長はマイナス傾向だが、 国内のフェアトレード市場は伸びを示し、2020年は前年比約6%増の131億円規模となった。背景には市民や企業のSDGsやフェアトレードに対する関心の高まりがある。

コロナ禍でもフェアトレード市場は拡大した
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山口 勉(オルタナ副編集長)

大手IT企業や制作会社で販促・ウェブマーケティングに携わった後独立。オルタナライターを経て2021年10月から現職。2008年から3年間自転車活用を推進するNPO法人グリーンペダル(現在は解散)で事務局長/理事を務める。米国留学中に写真を学びフォトグラファーとしても活動する。 執筆記事一覧

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