フェアトレード市場規模158億円、昨年比20%増

認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン(東京・中央)は5月11日、2021年の認証製品の推計市場規模は158億円に及び、昨年比20%増と大幅に上がったと発表した。背景には、コロナ禍で家庭用フェアトレードコーヒーやフェアトレードチョコレートの購入が増えたことがあるという。気候変動や人権問題への危機感を背景にSDGsへの関心が急拡大する中、フェアトレードは環境・人権の両側面にアプローチできる仕組みとして、Z世代を中心に消費者からの支持が集まっている。(オルタナS編集長=池田 真隆)

前年比2桁の大幅増:消費者の嗜好変化と企業のサステナビリティ戦略
M.Ikeda

池田 真隆 (オルタナS編集長)

株式会社オルタナ取締役、オルタナS編集長 1989年東京都生まれ。立教大学文学部卒業。 環境省「中小企業の環境経営のあり方検討会」委員、農林水産省「2027年国際園芸博覧会政府出展検討会」委員、「エコアクション21」オブザイヤー審査員、社会福祉HERO’S TOKYO 最終審査員、Jリーグ「シャレン!」審査委員など。

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