■記事のポイント
①国内フェアトレード市場は売上前年比20%増、認証製品数34%増
②フェアトレード・ラベル・ジャパンがフェアトレードで最新報告
③消費者の「たまにエシカル」が一層の拡大のポイントに
認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン(東京・中央)はこのほど、認証先のメーカーや流通業関係者を招き、フェアトレードの最新動向について報告した。人権デュー・ディリジェンスの義務化など背景に、国内でもフェアトレード市場が拡大し、国内のフェアトレード製品の売上高は前年比20%増の約158億円に上った。同NPOは、「さらなる拡大には、たまにフェアトレード商品を購買する層の拡大がカギを握る」とした。(オルタナ編集部=萩原哲郎)