住友理工がSDGs学生小論文アワード

住友理工は、大学生・大学院生・留学生らを対象にした「第7回 SDGs学生小論文アワード」を発表した。小論文のテーマは「グリーンとデジタルを追い風に社会を変える企業とは」。2021年6月1日から9月12日まで小論文を募集する。最優秀賞には賞金50万円、最優秀次席には30万円が贈られる。(オルタナ編集部)

同アワードの応募資格は、国内の大学生、大学院生、短大生、高等専門学校生(4・5年生)、留学生。個人または3人までの団体でも応募できる。文字数は、9500~10500字で、募集期間は2021年6月1日から9月12日。

有識者らによる選考を経て、各賞が決まる。最優秀論文には賞金50万円(1人)、最優秀次席は30万円(1人)、優秀賞は10万円(10人)などが贈られる。同アワードは2014年から毎年開催しており、これまでに国内外から600人以上がエントリーした。

【第7回 SDGs学生小論文アワード by 住友理工】
テーマ:
~グリーンとデジタルを追い風に社会を変える企業とは~
新型コロナウイルスによって、社会が大きく変わりましたが、SDGsの目標年まで10年を切りました。SDGsが定めたゴールを達成するためには、国際協調が必須で、そのカギは「脱炭素」と「DX」です。社会を変革するために、企業には脱炭素とDXを軸にどのような取り組みが必要なのか、今後の社会、環境、経済の変化を踏まえて、あなた独自の視点で具体的な方法を提案してください。

文字数:9500~10500字
論文受付期間:2021年6月1日~9月12日(日)23:59 *締め切り期間を9月12日までに延長しました
応募条件:全国の大学生・大学院生・留学生・短大生・専門学校生(最大3人の連名応募も可)
賞金:
最優秀賞:1点(賞金50万円)
最優秀次席:1点(賞金30万円)
優秀賞:10点(賞金10万円)
審査委員特別賞:(副賞:記念品)※該当論文なしの場合もあり

【最終審査委員】

高村 ゆかり 氏 *審査委員長
東京大学未来ビジョン研究センター教授
島根県生まれ。専門は国際法学・環境法学。京都大学法学部卒業。一橋大学大学院法学研究科博士課程単位修得退学。静岡大学助教授、龍谷大学教授、名古屋大学大学院教授、東京大学サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)教授などを経て現職。国際環境条約に関する法的問題、気候変動とエネルギーに関する法政策などを主な研究テーマとする。日本学術会議会員、再生可能エネルギー固定価格買取制度調達価格等算定委員会委員、中央環境審議会委員、東京都環境審議会会長なども務める。日本のパリ協定長期成長戦略を策定する懇談会委員も務めた。『気候変動政策のダイナミズム』『気候変動と国際協調―京都議定書と多国間協調の行方』など。

山口 隆司 氏
長岡技術科学大学 学長補佐
技術科学イノベーション専攻教授・フェロー
国立大学法人長岡技術科学大学学長補佐、技術科学イノベーション専攻教授・フェロー、博士(工学)。平成3年長岡技術科学大学建設工学課程卒業、同大学院修了。平成7年呉工業高等専門学校助手、平成19年長岡技術科学大学准教授、平成24年より同教授。専門は水環境工学で、微生物を活用した下水・産業廃水再生・養殖に関する技術開発を国内、アジア、アフリカを実装現場として展開。加えて、マルチな人材育成を促すファシリテーションやマネジメントなどの科目づくり、およびSDGsのムーブメント醸成を推進。受賞歴は平成25年文部科学大臣表彰、平成30年土木学会研究業績賞など。好きな言葉は,蠱惑美(こわくび)。

戸成 司朗 氏
一般社団法人中部SDGs推進センター代表理事
35年間大手スーパーの(株)西友に勤務、07年執行役副社長を最後に退任、自宅の在る日進市に戻り、第二の人生を社会に貢献したく、同年東海ゴム工業(株)(現住友理工(株))に入社、社会貢献推進室を設立し室長に就任、NPOとの協働による社会課題解決型のプログラムを始め価値創造型CSRを推進している。また、2013年中部圏の企業人の社会参加を目指し、NPO法人中部プロボノセンターを設立し共同代表理事を務める。中京大学大学院客員教授、愛知県淑徳大学非常勤講師。

平本 督太郎氏
金沢工業大学SDGs推進センター長/経営情報学科准教授
メディアデザイン博士(慶応義塾大学)。野村総合研究所(NRI)にて経営コンサルタントとして活躍。日本政府・国連機関等と共に、MDGs/気候変動対策に貢献するビジネスの推進政策の立案、民間企業に向けた事業創造支援を行い、社長賞を受賞。2016年度金沢工業大学着任後、現場統括として第1回ジャパンSDGsアワード(官房長官賞)受賞、顧問として会宝産業の第2回ジャパンSDGsアワード(外務大臣賞)受賞に大きく貢献する。一般社団法人BoPグローバルネットワーク・ジャパン代表理事、文部科学省ユネスコ未来協創プラットフォームコアメンバー、NHK中部地方放送番組審議会委員、白山市SDGs推進本部アドバイザリーボード座長、SDGsに関する万国津梁会議委員(沖縄県)他、日本政府・自治体のSDGs関連の各種委員を歴任。

【第一次審査委員】
住友理工社員により審査

■アワードの歴史
2014年にスタートした、住友理工学生小論文アワード。これまでに国内外から600本を超える小論文の応募がありました。これまでのテーマを下記です。

第1回 これからの男女共同参画とは-こんな会社で働きたい-

第2回 真のグローバル企業とは-こんな会社で働きたい-

第3回 21世紀型のイノベーションはどうあるべきか?-こんな会社で働きたい-
最優秀賞「東北に寄り添い、東北で学ぶ〜課題先進国での新しいイノベーションのカタチ〜」佐々木真琴(群馬県立女子大学国際コミュニケーション学部3年)
最優秀次席「戦略的社会課題解決によって世界中のみんなを幸せに!そんな企業で私は働きたい〜Strategic Solution to Social Problems through Business 3.0〜」福田紗千(神戸大学経営学部4年)

第4回 SDGs時代のビジネスのつくり方-「未来に選ばれる会社とは」-
最優秀賞:「“WHAT”から“HOW”へ 〜パラダイムシフトの中で〜」 尾和恵美加(Kaospilot1年)
最優秀次席:「自前主義の誤謬 〜SDGs時代に求められるリンケージ経営〜」犬塚万理菜、伊東萌花(法政大学人間環境学部人間環境学科3年)

第5回 SDGs(持続可能な開発目標)を達成するためにどうイノベーションを起こすかー「未来に選ばれる会社」とはー
最優秀賞:オレンジ企業 森 陽愛子(筑波大学医学群医学類4年)
最優秀次席:無意識なエシカルを広める ―対話の場を生むイノベーション― 高槻祐圭(大阪大学法学部国際公共政策学科3年)

第6回 企業が持続的に成長するために、SDGsにどう取り組めば良いのか

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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キーワード: #SDGs#脱炭素

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