米:控訴でモンサント敗訴 賠償額は27億円

5月14日、米カリフォルニア連邦控訴裁判所で、農薬大手モンサント(現バイエル)の敗訴が確定した。同社の除草剤「ラウンドアップ」でガンになったと訴えていたエドウィン・ハードマン氏は、2019年3月に地裁で勝訴。その後バイエルが控訴していた。今回も勝ったが、賠償額は一審判決の8300万ドル(91億円)から2500万ドル(27億円)に大幅に減額された。バイエルは最高裁に上訴する予定。(パリ在住編集委員=羽生のり子)

独化学大手バイエルの除草剤「ラウンドアップ」
hanyu

羽生 のり子(在パリ編集委員)

1991年から在仏。早稲田大学第一文学部仏文卒。立教大学文学研究科博士課程前期終了。パリ第13大学植物療法大学免状。翻訳業を経て2000年頃から記者業を開始。専門分野は環境問題、エコロジー、食、農業、美術、文化。日本農業新聞元パリ特約通信員、聴こえの雑誌「オーディオインフォ」日本版元編集長。ドイツ発祥のルナヨガ®インストラクター兼教師養成コース担当。共著に「新型コロナ 19氏の意見」(農文協)。執筆記事一覧

執筆記事一覧
キーワード: #オーガニック#農業

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..