持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)と独ベルテルスマン財団は6月14日、「Sustainable Development Report(持続可能な開発報告書)2021」を発表した。同報告書のSDGs(持続可能な開発目標)達成度ランキングでは、193カ国中1位はフィンランド、2位はスウェーデン、3位はデンマークと北欧諸国がトップ3にランクイン。日本は18位で、一昨年の15位、昨年の17位から連続で順位を落とした。同報告書によると、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、2015年にSDGsが採択されて以降初めて、2020年の世界の平均スコアは前年よりも低下した。(オルタナ副編集長=吉田広子)