「フードロス」と「フードウェイスト」は全く違う

23日に開幕した東京五輪(オリンピック・パラリンピック)関係者の辞任・解任は、日本の人権意識や国際感覚の無さが露呈した。言葉の使い方ひとつとっても、日本は国際的に通用する共通言語を使おうとする努力が足りないように感じる。同じことが食品の世界でも言える。(オルタナ客員論説委員=井出 留美)

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井出 留美(オルタナ客員論説委員)

ジャーナリスト。奈良女子大学食物学科卒、博士(栄養学/女子栄養大学大学院)修士(農学/東京大学大学院農学生命科学研究科)。ライオン、青年海外協力隊を経て日本ケロッグ広報室長等歴任。3.11で廃棄に衝撃を受け誕生日を冠した(株)office3.11設立。食品ロス削減推進法成立に協力。近著『捨てないパン屋の挑戦』『食料危機』『あるものでまかなう生活』『賞味期限のウソ』『捨てられる食べものたち』『食品ロスをなくしたら1か月5,000円の得!』、監修書『食品ロスの大研究』他。食品ロスを全国的に注目されるレベルに引き上げたとして第二回食生活ジャーナリスト大賞食文化部門/Yahoo!ニュース個人オーサーアワード2018/令和二年度 食品ロス削減推進大賞消費者庁長官賞受賞。「メディアが報じない世界の食品ロス情報 SDGss世界最新レポート」連載中。

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キーワード: #フードロス

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